簡単なプロフィール
国試(自己採点)の結果
150〜160点
模試の点数推移
時期 | 点数 | 模試の種類 |
9月 | 114点 | 医歯薬出版 |
10月 | 108点 | 医歯薬研修協会 |
11月 | 120点 | 医歯薬出版 |
12月 | 117点 | 医歯薬研修協会 |
1月 | 134点 | 医歯薬出版 |
1月 | 134点 | 医歯薬研修協会 |
2月 | 156点 | 医歯薬校内模試 |
実習時期
3年10月〜1月
国家試験勉強を始めた時期
3年夏、本格的には4年8月から
勉強法について
どのような勉強法をしましたか?
○3年の夏〜4年の夏あたりまで
・とりあえず過去問を解いてみて、解説を読んだ(3年の夏に初めて200問解いて67回で80〜90点くらいだった)
・解説を読んで、そもそも理解が足りていなそうなところは赤本、ブルーノート・イエローノート、大学の講義資料を読み直した
・諸々の空き時間、待ち時間はポケットマスター臨床化学を読んでいた ○ 4年の夏〜年末まで ・ QBを周回した
・ 9月までに1周目問題、11月までに全問一周を終えた
・ 単元ごとで今日はこれをやる、と決めて進めていた
・ 年内にはQBオンラインの未掲載問題のうち、生理学〜免疫学を終えた
・模試で新しく知ったこと、覚えていなかったことなどは付箋に書き、QBの同じ分野や似た問題のところに貼ったり、書き足したりした
・QBオンラインの解説がない問題も同様に、赤本等で調べて本体に付箋や書き足しをした
・ 自信をもって正解した問題も解説は読むようにした、意外とわかっていなかったことが書いているときがあるので…
○ 年始から
・2週間に一度のペースの模試に合わせてQBを一周を繰り返した
・ 1月半ばくらいにノータッチにしていた68回を通しでやった
・ QBを解きながら、当日見返したいものを決めた
○ その他
・ 覚えないといけないものは、特に苦手なものだけを最低限に絞り単語カードに書いたものを作った
・ ほかに網羅的に暗記が必要なもの(固定液の組成とか)は、QBや赤本で表になっているものに適宜書き足しつつ活用した
・ 問題を解くとき、頭の中でほかの選択肢が間違っている理由を指摘するのはしたが、周辺事項を書き出すといったことはしていない(している人が多くてすごいと思った)
・ 語呂合わせは語呂を覚えた分何かを失いそうだったので最低限にした。私自身は、色々なこじつけ(例えば、三尖弁- 右、僧帽弁-左なら、「さ」んせんべんだけど、「さ」しつ「さ」ぼう、ではなくて右心、クロスするイメージ、など)や五十音と対応させる(例を示すと長くなるので省略)などして暗記した。あまり人に理解してもらえなかったので、本当にやり方は人それぞれだと思う…
1日どのくらい勉強しましたか?
年内(2022年中)は3〜5時間程度
年明けからは7、8時間程度
年明け以降は用事等がなければ朝9時頃から始めるようにした
まとめノートは作成しましたか?
作ってない
おすすめの参考書・サイト
国試かけこみ寺(特にHPの国試の解説)
国試までのメンタルの保ち方
・大学の先生が提示する、模試の点のやばい人ライン(?)が割と低めでその点を下回ることはなかったのもありメンタルのぶれは少なかった
・直前もYouTube やソシャゲなどは時間は減らせど全て断つことはせず、適宜息抜きをして気が立ち過ぎないよう気をつけた
・気持ちが下の方にあることよりも浮き沈みがあることの方が問題だと思い、勉強と息抜きの好きなこと以外はできるだけ無になり安定させるようにした
国試までの過ごし方
国試直前期(年明け〜)の過ごし方
・上に書いた通り、年明けからは2週間でQBを一周した
・最後の校内模試からは一週間ちょっとしか無かったので、計画を微調整し問題を取捨選択しつつ取り組んだ
・直前に新しいことをやろうとすると焦りが生まれたり、知識が半端に増えた故の勘違いが発生したりする可能性があると考え、周辺知識を頭の中で振り返りながら解いたことがある問題を解くことを続けた
・夜ベッドに入ったらQBオンラインで一度でも×になった問題を解きながら寝落ちしていた。考えられないレベルまで眠い状態でやるのは無意味だと思い途中でやめるときもあった。寝落ちとやめて寝るは半々ぐらい。
国試前日の過ごし方
・模試の時から、前日(の夜)は医動物学をやるルーティンを作っていたので国試前日も医動物学をやった。私は虫が苦手で、寄生虫や衛生動物の画像問題が出てきたとき、ただでさえ画像が嫌なのにそれに加えて問題もわからない、となると心が乱されそうなのでそれを避けるため。
・前泊したので、移動時間はQBオンラインで比較的得意な分野を解いて気持ちを安定させたり、上に書いた単語カードを見直したりした
国試当日の過ごし方・感想
・6時位に起きた
・混雑等も考えて移動したので、8:15くらいに会場に着いた
・説明が始まるまでは、事前に決めた直前に見返したい項目を順に確認した。項目を少なめに絞っていたので、余った時間は微生物を確認した。
・昼休憩では、午前中問題を解きながら確認し直したいと思った部分を思い出して見直した
・いつも昼食後に歯磨きをする人間なので、変わらず歯磨きをした
・ 悪いイメージや雑念を払うことができる何か(音楽でも言葉とかでも)があると途中で心が折れたり不安で注意力散漫になったりするのを減らせて良いかと思う
これからの受験生へのメッセージ
Twitter で勉強アカウントを作っている人は意識の高い、向上心のある方々です。(そもそもここで人の勉強の仕方を読んでいるあなたも意識がなかなか高いですが…) 私は年明けの国試直前1月頃に検査学生の皆さんの勉強アカウントをたまたま見てしまい、自分のやっていることは漫然とQBを解いているだけで勉強になってないのでは?と一瞬焦りが生まれました。しかし、自分の今までの模試の点数などを考えて、明らかに間違った勉強法をしているわけではない(少なくとも自分に合ってないやり方ではない)だろう、と落ち着いて、自分なりのやり方を続け、合格点を超えることができました。
私は暗記作業も大してやっていませんし(数値はだいたいこれくらい、で覚えましたし、微生物の性状とかは問題で出されれば解けるがそらんじることはできない)、本番で緊張しないタイプなので、勝手に手が動くくらいまで覚えるみたいなストイックな追い込みはしてません。こういう意識の低い人も受かるので、国試そのものや周りのすごい学生に対しそこまでは怯えなくていいと思います。
検査技師の国試は120点を取れば受かります。本番の会場内にいる人間は倒すべき敵ではありません。過度に不安になることなく自分に合ったやり方を見つけ、続けていくことができれば大丈夫だと信じています。
最後に、実用的な話を一つさせてください。もしかしたらご存知の方も多いかもしれませんが、赤本の本文の横のコラムみたいなやつは、過去に国試に出たことがあるワードが書いているそうです。割と聞いたことがない言葉だったり、講義でもスルーされる場合が多かったりするかもしれませんが、意外と重要かもしれないです。全部読んだり覚えたり必要はないと思いますが、何か調べるために赤本を開いたとき、そのページにコラムがあったら目を通しておくといつか役立つかもしれません…
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