だいきさん、4年制大学、病院就職

簡単なプロフィール

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die_keyyyyyy

国試(自己採点)の結果

160点〜170点

模試の点数推移

時期点数模試の名称
9月101点医歯薬
11月112点医歯薬
1月116点医歯薬

実習時期

4年生の5~7月

国家試験勉強を始めた時期

4年生の9/13

勉強法について

どのような勉強法をしましたか?

私の学習法は,全体で5段階に分かれています.
書籍としては「QB」を用いました.これは,解説が他の書籍よりも群を抜いて充実していると判断したためです.

1段階目では,週に1科目分(今週は臨床化学,来週は生理学といった形)をQBで学ぶことから始めました.これは,問題を解くだけではなく,解説を読んでノートに書いてまとめることでインプットすることも目的としています.「1周目問題」のみならず,すべての問題をやりました.基本的には,1日に20~25ページすることを絶対条件としました.一見,20~25ページとなると多そうに見えてしまい,やる気がそがれてしまうと思います.しかしながら,やってみると意外と時間はかかりませんでした.
そしてその翌週に別の科目をすると同時に,QB onlineにてその前の週にしたことをアウトプットしました.一度解いた問題ではあれど,間違った問題も多くありました.その時は再度インプットし直し,知識の定着を目標としました.(ちなみに,1週間毎に復習しようと思ったのは,エビングハウスの忘却曲線で,人は1週間程度で大体の知識を忘れてしまうといわれている,と言ったことを聞いたことがあったからですw)
このサイクルを各科目で行い,1段階目の学習としました.
ここで注意してほしいことが,最新の国試問題には “一切手をつけない” ということです.これは,国家試験の直前でその問題を解いたときに,初見で時間を計って解けば,その得点自体が本番で取れるであろう得点と大差ないと考えたためです.

2段階目では,もう一度QB onlineで問題を解きました.このときは,期間にとらわれないようにして,自分のできる時にできる量をする,といったようにかなり自由度の高い学習期間としました.

3段階目では,一旦国家試験の問題から離れて,模試の過去問に着手することとしました.大学の教授に「国試は10年分,模試は5年分学習すれば大丈夫」と言われていたので,5年分の模試の過去問を用意し,それらを解いて,間違えたところをやり直すといった,よくあるやり方で勉強しました.国試の過去問で手に入れた知識があったおかげか,解ける問題はそこそこありました.当然模試の問題なので,内容は難しいところも多く,「そんなの知らねぇよ!!」みたいな問題も見受けられました.しかしながら,大切なのは「問題を解くこと」だけでなく「その問題から何を得るか」です.解説を読んで,「そのような現象があるのか!」と新たな知識を得ることはとても大事です.実際,模試で得た知識が69回の国試で役に立った場面がありました.

4段階目では,QB onlineを用いて,国試の過去問を回数別に解きました.今までは科目毎に解いていましたが,今段階では全科目混合で勉強することとなります.

そしていよいよ最後の5段階目では,実際に最新の国試問題を,時間を計って紙に印刷して解きました.QBの巻末にも付録としてついていますが,すぐ真下に答えがついているので,厚生労働省のHPからデータをダウンロードして,印刷して解きました.ちなみにこの時の得点は,自己採点したときの得点とほぼ同じでした.

1日どのくらい勉強しましたか?

自分は朝がとても弱いので,朝起きる時間は超マイペースに10時や11時などと好きな時間に起きました. 基本的に昼間はずっと勉強していて,一度ハマったらなかなか抜け出せない性格のせいか,気づけば夕方になっているなどはザラにありました. 昼間にできなかったことは夜に行い,基本的にその日にやるべきことは絶対にその日にやり遂げるといった精神で突き進みました.

まとめノートは作成しましたか?

作った

おすすめの参考書・サイト

QB、臨検国試かけこみ寺、おるてぃのひとりごと、どっとゼブラ

国試までのメンタルの保ち方

私は元々教員になりたかったので,大学院の進学を志望していました.4月からずっと院試の勉強をし,直前期は多くを投げ捨てて勉強を頑張りました.
しかし,合格発表日の9/13に待ち受けていたのは「合格者一覧に自分の番号がない」といった現実です.自分にはその素質が無いのかなどと自己嫌悪にも陥りました.
そこで救われたのが,研究室の指導教員の先生や担任の先生の暖かい言葉でした.「もう二度と不合格の3文字は見ない.就活と国試は絶対に勝つ.」とそのときに決心をしました.それ以降,日々院試の辛かった過去を思い出し,二度とあのような結末とならないように努力し続けました.すなわち,辛い経験が “逆に” 自らを鼓舞する原動力となったのです.
当然落ち込むこともありましたが,先生方の暖かい言葉を思い出し,常々頑張りました.

国試までの過ごし方

国試直前期(年明け〜)の過ごし方

国試直前期は基本的に変わらない日々を過ごしました.
やるべきことをしっかりし,休憩をしっかり挟んでまた頑張る,といった感じでしょうか.

国試前日の過ごし方

国試の前日は正直緊張していました.
ちょうど,マイナポイントでもらったPayPayがあったので,親と一緒に牛角に行き,「国家のお金で国家試験を受ける」といった状況を作り上げてゲラゲラ笑ってました.
でもやっぱり緊張は抜けませんでした.
そこで救いとなったのが,Q-Assistの名物講師でお馴染みの清澤先生でした.毎年,医師国家試験を受験する学生に向けて「贈る言葉」をTwitterでツイートされています.それを見て,心の支えとしました.当時は「+∞からのこんにちは」を目標に「-∞」へ突き進もうと決めていました.(何言っているか全然分からないと思うので,是非清澤先生の3年前のツイートを見てみてくださいw)
後は,いつも通り過ごせるようにとスマホで麻雀していました.また,面白そうな動画を見て,緊張を和らげました.

国試当日の過ごし方・感想

国試当日は,やっぱり緊張しました.(いつも緊張してるなぁw)
そこで,歩きながら音楽を聴いていました.
今でも覚えています.Kinki Kidsの「Amazing Love」を聴いていました.
あ,ちなみに嵐が超好きです!(聞いてない)
口ずさみながら歩いていると気づけば会場にいて,緊張はほぐれました.
会場に行くと,クラスメイトが何人もいて,また緊張がほぐれました.

69回は午前問題が難しくて,昼休憩では “oh my god…” といった状況でした.清澤先生の言葉を借りれば “-∞” に突き進んでいる状態でした.
ちなみに,友達と午前問題ってここ何やったんと聞き合いましたが,正直おすすめしません.合ってればいいけど,間違えていれば地獄です.
問題が難しくて私も友達も辛かったですが,そこで大切なのは「午前は難しかったけど,午後はきっとコレより簡単!」と考えることです.さすがに午後まで難しかったら酷すぎます.難しい問題が午前に集中しただけであると考えるのが,心の余裕を持たせる必勝法でしょう.実際,69回の午後問題は午前ほど難しくはありませんでした.

これからの受験生へのメッセージ

少し酷な話をします.
私は,国家試験は普通に勉強すれば受かる試験と言われました.
しかしながら,実際は不合格となっている人が大勢います.
その要因は様々だと思いますが,その一つとして「勉強法が合っていなかった」ということが考えられます.
私の学習法が万人にうけるものだとは,サラサラ思っていません.
しかし,この学習法を見て,「コレ良さそう!僕,私,やってみよう!」そう思ってくれる方がいれば幸いです.

y=1/xのグラフを知っていますか?
中学1年生でも知っているほどの簡単な数学のグラフです.
さて,みんな楽しい数Ⅲの話をしましょう.
さぁて盛り上がってきましたねぇ!!!
x→-0とすると,その極限は-∞となります.
これが今から皆さんが国試の勉強を始めて,国試を受験し終わるまでです.
地獄への誘いみたいなものです(違う)
しかし一方で,x→+0とすると,その極限は+∞となります.
これが「+∞からのこんにちは」です!
突然,国試から解放された瞬間の気持ちよさは,味わってみなければ分かりません.
「+∞からのこんにちは」を目指して,頑張ってください!
………はい,清澤先生の贈る言葉をほぼパクってます.ごめんなさい.

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